2型キッチン コンロ側天板を無垢チェリーとステンレスで切り替えて　5121

こちらが石川県T様邸の全体の概要です。このほかに、配管・配線図など、工務店さんに必要な図面がいろいろと必要になり、こちらはほんの一部です。

コンロ側キッチン。下段は幅270cmの家電置き場も兼ねた収納。上段はレンジフードと吊戸棚。

レンジフードと吊戸棚のパネルは無垢ブラックチェリーを、木目をつなげた一体感ある仕様で。

吊戸棚の下に設けたハコ型のカップ類収納。すぐ取り出したいもの、よく使うもの、お気に入りのカップなど見せる収納に。ニッチの窓の幅と合わせるとさらに一体感ある風景に。

マグカップ類収納の棚の下には、LED照明をつけて雰囲気アップ。

電子レンジ、トースターなどの指定席を設けた、幅270cmのIHクッキングヒーターとつながったブラックチェリーのカップボード的な、コンロ側キッチン。

アルミホイルやラップなど、筒状の細長いものってけっこうキッチンにあるんですよね。買い置きとかしたくなるものですし。そんな細長いものの収納に便利な薄いエリアをご希望になられたT様。

電子レンジなど家電収納がぴったりできるような空間設計。（このくらいぴったりになっていると、水蒸気や熱の出るスチーム調理や、5分以上レンジでチンするような調理法ですと、熱がこもってしまう場合があります。短くレンジは2-3分チン♪するような使い方に向いた、ぴったり具合になります。長くつかったりする場合はもっと空間が必要ですの。ご注意ください。）

IHクッキングヒーターの左右は20cmずつくらいステンレス天板、あとは無垢ブラックチェリー材の天板。こうすることでお掃除がしやすいイメージになる、というT様のご希望により、天板を切り替えました。IHクッキングヒーターは我が家でも使っているAEGのお掃除しやすいタイプ。

ステンレスと無垢のつなぎ目部分も綺麗にいきました。目立ちにくいコーキングで仕上げます。

コンロ側キッチン、シンク側キッチンともにたくさんの引出し収納。シンク側はワイヤー引出し多めで、水分がついたままのもの、湿ったものも置きやすいように。

シンク側キッチンは右手前にミキサー・ブレンダーの仕様に便利なコンセントを追加。

ワイヤーラック引出しは2段。その下はもちろん水滴が垂れても安心なステンレス貼りの底面。

ワイヤー引出しには鍋、フライパン、ざる・ボウルなど、下ごしらえや本調理に使う調理器具類を置きたいですね。

シンク側キッチンの引き出しは小ぶりな4段。こまごまとしたお弁当や布、ふきん類、メラミンスポンジなんかの掃除用具の収納にも便利。

ワイヤー引出しの上には、カトラリートレイ付きの薄い引出しを設けました。すぐ使うもの、よく洗うもの、我が家のキッチンもここらへんにあるんですが、ここにあると便利なんですよ。

シンク下にはご希望の位置にゴミ箱、右側にはオープンな棚を設けてワイヤーかご、一番下は重いもの、米びつや漬物ビン類など。

ワイヤーかごは引き出せますので、たまねぎ、じゃがいもなんかの根菜類を置いておきたい、ということでした。

うちでもずっと使っている、ハナウタ・水切りカゴ。オーダーキッチンと一緒に販売しました。その下の水受けはシンクにぴったりハマっている水切り板なので、ズレたりせず安定して使えます。大容量なので食洗機使わない派の方にぴったり。この位置って目立つ位置なんですよね。だから水切りカゴをどうするかってとても重要。ちょっとお高いですが一生使える水切りカゴにしておくと、キッチンともぴったりで、良いですよ。

シンクのまわりはくるっと回れるアイランド型。床面はダイニングエリアと切り替えて拭きやすい素材に。

シンク側キッチン下の右側には開き扉の収納と可動棚を設置。

家電をたくさん並べても便利ですし、T様のように見せたいツールやドライフラワーなど飾れるカウンターとしても映えるのは、無垢ブラックチェリー天板だから、ですね。