ミーレ25周年モデル食洗機のついたオーダーキッチンとカウンターテーブルを一緒に製作 no.5055

シンク前のカウンター巾は奥行40cmで製作したので、子どもの宿題を、シンクで洗い物しながら見れます。 ラウンドテーブル部分は奥行90cmなので、ダイニング用の椅子を5つ置いてまだ余裕ある感じ。 何といっても、カウンターテーブルはキッチンと同じ高さや、キッチンより高いテーブルになることも多いけれども、ダイニングテーブル高さでおつくりしましたので、普通の高さの椅子も選べるところが、落ち着けるポイントですよね。 確かにこどもが宿題するのには、普通の高さのテーブル、イスのほうが集中力を出せそうです。 ダイニングチェアを家族分、5脚分おいても、細長いカウンター部分はまだ余裕があるので、シンク前のカウンター部分には、お気に入りのスツールや、長めのベンチを置くこともできます。

ソファやテレビを置くリビングエリアからキッチン、カウンターテーブルをみて。 キッチンは高さ85cm、テーブルは高さ70cmで作ったので、この見た目バランスに。 このテーブル脚は、ステンレスのマットな仕上げのパイプで作ったんですが、太すぎず、細ずぎず、椅子に座った時に邪魔にならないようにを考えて強度を見ながらパイプの径を選んで作りました。 1本脚タイプなら、どの方向からもテーブル脚が邪魔にならずに使えますが、強度を出すために天板裏にいろいろと工夫をしています。 このS様邸と似た感じのテーブル脚は、 ブビンガ対面キッチンカウンター c3030の新潟市H様邸と、太さは違うのですが同じ一本足で製作したもの、でご覧頂けます。

ブラックチェリー無垢材で製作した、円でもない、四角でもない楕円のカウンターテーブルは、全長295cm。家の中心に位置する、シンボル的な、求心力とでもいうのでしょうか、存在感のあるダイニングテーブルとなりました。

キッチンに立つ側は、ブラックチェリーの扉のついたミーレ食洗機と、コンロと、引出し収納として製作。シンク脇に小さな引出しがありますので、タオルやフキン、掃除用具などをしまえます。

ミーレ食洗機は25周年モデル。その横にはコンセントの差込口。ミーレ25周年モデル食洗機は、海外食洗機ならではの大容量というポイントはおさえて、プラスアルファの機能を省いたローコストモデル
こちらの記事→★ミーレ25周年記念モデルと通常のミーレ食洗機　徹底比較してみました★では、数あるミーレの食洗機のグレードのうち、今までの一番入門編だったモデルと、2017年に出た25周年モデルとの違いは何かを比較しています。

ミーレ25周年モデル食洗機の内部です。60cmで下までガバっと開くからたくさん入る。

カトラリートレイも、中央が可動式でお玉などが入るようにはなっていませんが、以前のモデルはこうでしたから、十分使えます。

2段目も中皿、ビンなどがたっぷり入る仕様。

3段目も、鍋にフライパンに大皿に大容量タイプ。

シンクは65cm巾の深さ20cmのところと、25cmの浅めの水切りエリアのついたタイプ。このタイプは私が使っている私のキッチンとまったく同じですので、工房横展示室でご覧頂けます。

-3cmの水切りエリア。ここに水切りカゴをおけば、下のトレイが要らなくて、お掃除し易いです。

バイブレーションサンダー仕上げでステンレス部分を仕上げましたので、独特の鈍く光る感じ。傷が目立ちにくいしあげ。

コンロのグリル横は、スパイスラック引出し。油、酒、みりんなどの調味料ボトルタイプ、小さいカゴには、私は、ハウス香りソルト、みたいな小瓶を入れています。

コンロ下は1段目は、ザルやボウルなど、2段目はフライパン、鍋などの収納。

シンク横の小さい引出しは、上に水切りエリアを作ったのでできた収納スペースです。あると便利、塩・砂糖などの調味料や小麦粉、袋物調味料、レトルト調味料を入れても。

グローエxクリンスイF914はホースを引出してきて、シンクのお掃除し易いタイプです。

浄水器機能つきですので、シンク下にはカートリッジ。浄水と水道水の切り替えは左のツマミで行い、お湯と水の切り替えは右のハンドルで行い、出止も右側です。浄水は常温水のみとなります。お湯はでません。

コンロは、リンナイ・リッセ。天板はブラウンカラー。

1か月後に伺った時、ブラックチェリーは色がもう変化してきていて、濃くなってきました。オイルワックスのボトルをS様にプレゼントしましたが、その時のお手入れ方法を一緒にご説明。最初のうちに、頻度多めにオイルを塗り込んでもらえると、10年後が楽です。

コンセントはダイニングテーブルでホットプレートを使うときにも使いやすい位置にも付けました。この位置につけれるって、オーダーキッチンならではな感じがします。向うの細長いカウンター部分からでも電源を取りやすい位置にしました。