48,300yen
「以前住んでいた家を解体する時にみつけてきたの。これを一部に使った家具をつくれないかしら?」
というお話を、燕市のH様より頂きました。
こちら(No.3010)も、この素材を使って、オーダーメードの家具製作をしています
工房に持ち込んで頂いたのは、1m x 1mくらいの古材、「網代編み(あじろあみ)」でした。
古い建物の天井に使われていたそうです。
「網代編み」という技法は今でも、山ぶどうなど山の素材を使ったつるなどで編む”つるかご”を編む時にも使われています。
H様とギャラリーでお打合せした時、モノチャ・サイドテーブルを気に入って頂きました。
「じゃあ、これにこうして埋め込んで・・・」
とお打合せし、網代編みを埋め込んだ、サイドテーブルの別注(セミオーダー)を製作することになりました。
「ガラスは生ガラスと強化ガラス、どちらが良いですか?」や
「素材はどうでしょう?ミニハンガーは無垢ウォールナット材ですが、こんな木の色のイメージですか?」
などをお打合せしました。
かたちと大きさは、元となったサイドテーブルを、90度横にした感じです。
仕上げは無垢の木をそのまま感じられる、オイルフィニッシュです。
ウォールナット材のフレームに、古材「あじろあみ」が、うまく溶け込んだかな。と思います。
こちらはH様と離れて暮らすご家族の元へ、贈り物として旅立ったそうです。
H様、そして使って下さるご家族さま、どうもありがとうございました。
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