カウンター家具で後付けのL型対面キッチンみたいに　5123

家具のサイズはすでにお住まいの家のキッチンに合わせた高さ、キッチンの広さ・通路の幅に合わせたサイズで設計。システムキッチンや通路の広さ、コンセントの位置、などご自宅のメジャーで測って頂けますと、遠方でもいろいろ確認させて頂きながら製作可能です。みなさん測ってお知らせいただいております。

コンセントもお好きな箇所に増設する感じで、家具に3か所つけました。壁に付いているもともとのコンセントまで配線できるようにして、コンセント不足も解消。

リビング側から見た様子。ウォールナットとステンレスでバイブレーションサンダー仕上げの天板の対面キッチンみたいに見えるんですよね。L型になるように家具を置いた場合には。

コンセントが下のほうに欲しい、ということで2口コンセントを家具に増設。ウォールナットの壁面についていると、最初からそこにあるようです。死角となるコーナー部には、開き扉で、ホットプレートなど大きなものも収納できる収納エリアを設けました。

扉を左右両方開いた時の様子。棚板は、幅60cm、奥行47cmくらいあるものが4段あるから、普段使わないけどたまに使うホットプレートなどの大き目の調理器具や、ストックのペーパー類、または、リビング側で使うものをしまっておくこともできる大容量の収納になりました。

この死角となりがちなコーナー部分にはもともと家の壁のこの位置にコンセントが一つありました。家具の中に隠れてしまうので、このコンセントを利用して、この家具の3か所に増設した家具用コンセントから差し込む配線の差込口としています。トビラを閉めてしまえば見えなくなるので、コードはごちゃついていますが、余すことなく活用。

家の床と壁の間の壁側についている白いパーツは「巾木（はばき）」と呼びます。巾木もカットして、家具と壁がぴったりとくっつくように家具を設置しています。

ステンレス天板はバイブレーションサンダー仕上げをお選びになったK様。ピカピカしない、石のような見た目のステンレスになります。

ウォールナットの本体とステンレス天板のコーナー部。

キッチン側から見た様子。電子レンジ置き場、引出したくさん、オープン棚。

電子レンジ置き場にはコンセントを2口が2か所。この写真は手前のコンセント。この奥にもう一か所、2口コンセントがあります。ここに置いた電子レンジは奥のコンセントから電源を取って、手前のコンセントは、この家具のステンレス天板の上で使う、ブレンダーなどの調理家電の差込口用として。

引出しは、左列が電子レンジ置き場の下に深めの引出し1ハイ。右列が引出し2ハイと、下のほうにオープン棚。

引出しを開けた様子。

カトラリートレイをおつけしました。菜箸からおたま、家族で使う箸やスプーン・フォークなどの収納に便利。

電子レンジ置き場はスライド引出し棚となっております。長時間電子レンジを使う時には、このように引き出して熱を逃がせるから家具にとって安心。

システムキッチンの白いエンドパネルは手前の方がR（アール）形状に丸くなっています。そこと高さを揃えてステンレス天板を設置したので違和感なくまとまりました。

ステンレス天板と壁が接するところもこのようにぴったり設置できました。