キッチンカウンターのアイランド型　炊飯器とレンジのコンセントも 5061

K様におつくりしたキッチンカウンターの製作前の図面です。

間仕切りにもなるので、高さ1050mmの家具の裏面もすべて綺麗に仕上げて、どこから見ても綺麗に。

天板のステンレスもどこから見ても美しく。ステンレスのヘアライン仕上げはよくある高さ85cmや90cmでなく、15cm高い105cmの高さの家具では、より目線の近くにステンレス天板が位置します。角のR(ｱｰﾙ)はしっかりと2Rに丸くしていますから、ぶつかったときの衝撃を和らげて。

引出しは4段で、一番下は、取り外し可能な仕切り板つきで、中皿・大皿収納に便利。

一番上の浅めの引き出しも2つおつけしました。

浅めの引き出しの下は、ルーバー扉・格子扉で通気をよくした扉になっています。

このルーバー扉を開けると、炊飯器が出てきます。つまり、炊飯器を普段は隠して収納しておけるのです。フラップアップ収納扉なら、扉を開けて、上に収納。

そして次に、スライドして出てくる引き出し棚＝スライド棚を引き出してくれば、その上に載せた炊飯器からもくもくと水蒸気が上がっても大丈夫。こうすれば家具が傷まないのです。

奥にはコンセント付きなので、炊飯器からも、電子レンジからもコンセント電源をとることができます。【フロアコンセント】をご用意頂くことが必要になります。タイル天板のアイランドカウンター 607では、フロアコンセントについて説明しております。

引出の扉も、フラップアップ収納扉の細い一本一本の桟も、いっぽんづつ削り出して製作しております。

炊飯器の横、一番右は、電子レンジ置き場になっています。ここも、長時間調理や水蒸気が出る家電を置く場合は引き出せるようになっています。将来的に家電の買い替えも考えてもよいですね。

引出しの取っ手は「出っ張らないタイプ」 こちらは、フラップアップ収納扉を収納しようとしているところです。